私学共済制度の背景

私学共済 私学共済・・・。互いに少しずつの掛け金を出し合い、困った時に助け合うという「共済」の精神。難しい時代を生きる私たちに必要なものなのかもしれません。
共済事業といっても、各種さまざまな共済事業が社会には存在します。その中でも、充実度が高いとされる「職域共済」の代表例「私学共済」をもとに、共済の給付について説明します。
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私学共済制度の背景

前項では、私学共済が充実しているということを、実体験からまとめていきました。では、なぜ私学共済の内容が整っているのでしょうか?

それは、やはり教職員という職業が「厳しい」ということに尽きると思います。昔と比較しても、生徒レベルの低下、モンスターペアレンツに代表される親権者との折衝など、心身ともに疲れ果てる、いまや「キツイ」職業の代表格であると言えましょう。


そうした教職員に対する生活フォローを共助の精神で行っていく、ということが大変重要となってきており、共済制度の必要性が昔と比べても高まってきているのです。それに、第一、給料面がそれほど高くありません。

また、こうした「キツイ」職業というイメージからか、教員を目指す若者が減少傾向にあるのです。仕事は辛く、給料が安いのならば、他の業種で働いたほうがいい。そう考えるのも頷けます。


そこで、公立学校の共済も含め、私学共済を充実化することによって、若者の関心を集めたいという思惑もそこにはあるようです。せめて共済制度が充実し、何かがあった際に困らないというような形が備わっていれば、ある程度の安心感は得ることができるでしょう。

事実、共済が整っているという観点から、教員を目指す大学生がいるかどうか、と問われれば、そういった方は皆無に等しいのでしょうが。ただ、厳しい世界であっても、教員の世界に「挑戦」したいと考えているのであれば、「生活面のフォローだけは、最低限の補償されている」。この点だけは述べておきたいと思います。